僕のソロアルバムの二作目「You Make Me Smile」をリリースすることになりました。
このタイトルに込めた意味は‥ 「『思わずニッコリしてしまう』その瞬間の幸せ、『自分を微笑ませてくれる存在や状況』を感じられる幸せ、を大切にしていきたい‥」ということです。
今の自分を素直に表現できているアルバムだと思います。
今回の特徴としては、Vocal の KOSUKE の参加と Keyboad の松本圭司さんの強力なバックアップでしょう。アルバム収録曲は非常にバラエティーに富んでいます。それはまるでベスト盤かサウンドトラック盤のよう‥!?
2008年11月18日発売です。
ある時街を歩いていて流れてきたサイモン&ガーファンクルの曲。
アコースティックギターの3フィンガーによるコードワークに乗せてゆったりとしたメロディが展開されるのが心地よく感じました。そのイメージで書き始めたのがこの曲。
できあがってみると随分違う印象の曲になりましたが、12弦のアコースティックギターのアルペジオと大陸的な大きなメロディはちゃんと存在しているのは確認していただけると思います。
一曲の中にいろんな映像が浮かんでくるようなアレンジを心がけました。
力まずに、演奏しても聴いても楽しい 8ビートの曲を・・と思って書いた曲です。ボサノバのようなポップな8ビートのような仕上がりになりました。
「日常の何気ない風景」が僕には見えて来ます・・。
何の気遣いもいらない仲間と過ごす時のような、楽な気分で聴いてください。
松本圭司さん作曲のスピード感溢れるファンキーチューンです。
ライヴハウスでの演奏そのもの!の臨場感あふれるテイクが録れました。
僕のギターが映えるポイントを実にうまく捉えてくれている曲です。彼はギターのことを熟知しており、彼自身も素晴らしいギターを弾くので、このような曲が書けるのだと思います。
これからのライヴにおいては必ず演奏されることでしょう。
この数年間、一緒に活動する機会の多かった Kosuke にお願いして、曲を作ってもらいました。
彼の声と詩の世界感が僕は好きなのですが、今回も曲をお願いする際に「優しい気持ちと、広い大きな意味の愛がテーマのラヴソングができたら嬉しいなぁ」と、伝えたのですが、正にそのとおりの素敵な曲になりました。
数年前に渡辺貞夫さんと南アフリカに行く機会があり、帰って来てすぐに書いた『EVE』と言う曲がありました。一度だけライヴで演奏したことがあります。その曲を大幅にアレンジし直して完成したのがこの Kumbaya です。
アレンジのきっかけとなったのは、やはり渡辺貞夫さんのライヴのときにゲストで参加したサラ・タバレスという女性シンガーの演奏するアコースティックギターのリズムパターンでした。ベースノートがシンコペーションし続ける上に意外なところにリズムのアクセントが入るその独特のグルーヴは衝撃でした。
そのグルーヴを使い、リズムアレンジをし直し、Kosuke の Voice & Chorus を取り入れることで完成しました。
Kumbaya と言う有名なゴスペル曲があります。ゴスペルの曲ではありますが、'60年代には、ジョーン・バエズやピーター・ポール&マリーなどもレパートリーにしていました。
僕の両親も大好きなこの曲の歌詞の一部を転用する形で取り入れました。Kumbaya とは [Come By Here] のアフリカ的訛りの発音ということのようです。
今回のアルバム用に最初に作ったのがこの曲です。
Calm とは「穏やかな」の意で、海風が止んだ「凪(なぎ)」の状態もこれで表現します。どこか懐かしい Folk song のようなメロディをピアノトリオと共にジャズバラード的に録ってみました。自分で言うのも変ですが、僕らしいバラード曲だと思います。
実は当初、アドリブソロパートのあるアレンジでしたが、アルバム全体のバランスを考えて、シンプルにテーマのみでエンディングに向かっています。ライヴではまた違った表情の曲になるのではないでしょうか。
作詞は Kosuke との共作になります、バラードです。昨年10月に膵臓癌で他界した母を想い、作りました。
母の死をきっかけに作った曲ですが、もっと大きな意味で「遠くにいる大切な存在」がいつも僕たちの力になってくれている・・という思いで録音しました。
近くにその存在がいなくなってから、より強く「存在」を感じたり、残された者どうしがより強く結ばれたりすることを感じます。
不思議なものです。
ギタリストの浅野さんと [J&B] でライヴを数多く行っている中で自然発生した「JとB」というアコースティックギターデュオの初期に、浅野さんが「JとB」に始めて書いた曲です。
僕のギタースタイルは浅野さんとの活動を通じて作られたものが中心にあり、浅野さんに刺激されることで進んできました。浅野さんの曲をこれからも演奏していきたいと思っています。
「JとB」に触発されて結成された [DEPAPEPE] とレコーディングできたのもとても意味深く、嬉しく思います。
松本圭司さん作曲のこの曲、僕がエレクトリックギターを弾いていて「気持ち良い」と感じるストライクゾーンのど真ん中に当てはまります。
僕のために何か曲を・・と連絡した三日後には Demo がメールに添付されてきました。それを聴いて、なんと今回のアルバムの全体像を変更することになったのです。
今回はアコースティック寄りの落ち着いたものを中心に構成しようと考えていました。しかし、この曲を聴いたとたん、「なんでもありのバラエティーに富んだもの」にしよう!と全くコンセプトが変わったのでした。
結果は素晴らしいものになりました。「松本君ありがとう!」
因に、今回の松本圭司さん作曲による二曲のタイトルは鶴谷さんが考えたものです。
3拍子の Fast Bossa Nova です。
少々トリッキーですがクラーベに乗って気持ち良く進んでいくテイクが録れました。楽しい中にもスリルのある「Game」のようなイメージです。
ある人が 「[A Game] というタイトルが梶原順らしさ」だと指摘してくれました。その人曰く普通は [The Game] とするのではないか・・と。
まさか、その点を突いてくる人がいるとは思いませんでしたが、確かに「Game」を限定したくなかったので [A Game] としたのでした。
スティーヴィー・ワンダーのアルバム「ファースト・フィナーレ」に収録されているゆったりとしたバラードの名曲です。
前作「EVER」で「It Will Be Fine」という僕の曲を松本圭司さんにアレンジしていただき、デジタル・サウンドでオーガニックな世界観を作ることに成功しました。
今回はスティーヴィーのこの曲をインストのデジタル・ロックバラードに仕上げたいとお願いしました。やはり、デジタル・サウンドながら暖かく力強い作品に仕上がったと思います。
原曲の歌い出しの歌詞が「You Make Me Smile」なのです。
今回も参加していただいているパーカッショニストの田中倫明さんの「Romantica」という活動を共にする、Cello の橋本歩さんとの Duo の形でレコーディングしました。
Cello の音色がこのアルバムの最後に聴こえてくることで、作品全体をも印象的にできたと思います。
You Make Me Smile が多くの人に
長く聴いてもらえますように・・
Copyright © 2012 Jun Kajiwara / Supported by 4CREATOR, LLC (U.S.A) & 4CREATOR JAPAN
(*本サイトのテキストや写真など、全てのコンテンツは著作物であり、許可なくご利用いただけません。コピーや転載等をなさらないようお願い申し上げます。)